戸島地域の皆様へ           平成21年9月24日
戸島環境対策協議会 代表 吉野俊英
ご報告

本日広島県及び安芸高田市の関係各部局に下記のような文章を
持参致し手渡してまいりましたのでご報告いたします。
今後とも「特別管理産業廃棄物積み替え保管庫」受け入れには
絶対反対であることを訴え続けましょう!

 
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広島県西部厚生環境事務所長 金岡峰夫 様
安芸高田市市民部長 山本数博 様
 
移転に異議あり
秋涼の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃は広島県民・安芸高田市民のためにご尽力頂き厚くお礼申し上げます。

また、エドラス化学工業所の「特別管理産業廃棄物積替保管庫移転問題」に
たいしては、ご理解をいただいていることに感謝いたしております。

9月4日、エドラス化学工業所社長より要請があり、お会い致しましたと
ころ、上流部の河川が未改修であることについては、一応の認識を表明はさ
れたものの「下記@〜Bの理由と対応で被害は生じない」との主張は曲げら
ませんでした。

その折りに「届け出事業であるから、住民の意向は無視すべし」という
役員会の意向があるとのことでした。このことから、行政・住民の意向に
拘わらず「法律を守るので心配ご無用(下記E)」との高圧的態度になっ
たのであろうとぞんじます、

また、このことからして、エドラス化学工業所は「江の川水系の最上流部
にある水田地帯」に移転しようとしている事への認識や配慮はなく、企業
としての利益追求にしか目を向けていない姿勢がある事が伺えます。そう
いう会社に「信用してください」といわれても出来ようがありません。
広島県や安芸高田市は、県民・市民の「安心・安全を守る」責任におい
て、この問題をご検討いただけることと存じます。移転計画が持ち上がっ
て以後、戸島住民が抱いた不安は計りしれません。これからも住民や子孫
が安心して暮らすことの出来る「安全」を守っていただくためにも、この
地域への「特別管理産業廃棄物の持ち込み回避」に、私共の拠り所であり
ます貴職のご高配を頂きたく、重ねてお願いいたします。

 

@ 河川改修以後の20年間は予定地が水没していない    
A 豪雨予報があれば、4時間以内に倉庫内の荷物をすべて搬出する 
B 在庫量は現状よりも増えることはあり得ない       
C 甲田町の倉庫移転は県道拡幅のためであり、会社は県の移転要請
    に応じているのだ。地元(甲田町時代)も移転に協力していただ
    けるとのことだった。合併したので、向原町も甲田町も安芸高田
    市であり,同じ地元であると解釈している   
D 広島市に近い方が経済的である             
E 法律は守るので諸々の心配はご無用で、自分を信じて欲しい。


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安芸高田市市民部長 山本数博 様
安芸高田市建設部 部長 廣政 克行 様
ご報告とお願い
秋涼の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃は広島県民・安芸高田市民のためにご尽力頂き厚くお礼申し上げます。

また、「積替保管庫移転計画」については5月22日付けで、丁重なるご 
回答をいただいたこと感謝いたしております。

しかしながら、4月30日付けのエドラス工業株式会社よりの回答が、
住民が納得できるものではなかった為に、6月4日付けで会社宛に  
「移転中止の要求」を提出しておりました。

9月4日、エドラス化学工業所社長より要請があり、お会い致しまし
たところ、「本件は届け出事業であるから、住民の意向は無視すべし」
との役員会意向があることを聞き、これまでの行政のご努力に水をさす
ような態度には驚きを禁じえませんでした。

上流部の河川が未改修であることについては、一応の認識を表明はさ
れたものの「下記@〜Bの理由と対応で被害は生じない」との主張は曲
げられませんでした。

役員会の意向を含め、諸々のことを勘案するところ、エドラス化学工
業所には「江の川水系の最上流部にある水田地帯」に移転してこようと
する感覚については、まったく理解の範疇外であり、企業としての利益
追求にしか目を向けていない姿勢がありありと伺えます。そういう会社に
「信用してください」といわれても出来ようがありません。
 つきましては、広島県や安芸高田市は、県民・市民の「安心・安全を
守る」責任に於いて、「よりふさわしい代替地」を用意していただくこと
をお願いいたします。

移転計画が持ち上がって以後、戸島住民に与えた不安は計りしれません。
これからも住民や子孫が安心して暮らすことの出来る「安全」を守ってい
ただくためにも、この地域への特別管理産業廃棄物の持ち込みを回避いた
だくよう、私共のよりどころであります貴職に格別のご高配を頂きたく、
再度お願い申し上げます。

@ 河川改修以後の20年間は予定地が水没していない    
A 豪雨予報があれば、4時間以内に倉庫内の荷物をすべて搬出する 
B 在庫量は現状よりも増えることはあり得ない       
C 甲田町の倉庫移転は県道拡幅のためであり、会社は県の移転要請
  に応じているのだ。地元(甲田町時代)も移転に協力していただ
  けるとのことだった。合併したので、向原町も甲田町も安芸高田
  市であり,同じ地元であると解釈している   
D 広島市に近い方が経済的である             
E 法律は遵守するので諸々の心配はご無用で、社長である自分を信
  じて欲しい。

(添付書類)
4月30日付け、エドラス工業株式会社よりの回答
6月4日付け、戸島環境対策協議会より出した保管庫移転中止の要求

 

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