エドラス社長に戸島への移転拒否を表明
2009年9月4日

9月4日、エドラス化学工業の社長が、代表に会いに来られました。
話されたのは解答書の内容とほぼ同じ、下記のようなことでした。

@ 河川改修以後の20年間は予定地は水没していない    
A 豪雨予報があれば、4時間以内に倉庫内の荷物を搬出する 
B 在庫量は現状よりも増えることはあり得ない       
C 甲田町の倉庫移転は県道拡幅のためであり、会社は県の移転
要請に応じているのだ。地元(甲田町時代)も移転に協力し
ていただけるとのことだった。合併したので、向原町も甲田
町も安芸高田市であり同じ地元であると解釈している   
D 広島市に近い方が経済的である             
E 法律は守るので諸々の心配はご無用で、自分を信じて欲しい

議論の結果、上流部の河川改修(堤防設置)が為されていない
ことは認識いただけたようです。しかし、エドラス側の戸島への
移転の意志は変わらないゆえ、今後も戸島住民は産業廃棄物の
保管庫を水田地帯の中に置くことを、住民の安心と安全を守る
見地から「絶対に容認しない」ことを主張しました。

会社側は県道拡張事業によって移転を余儀なくされたことに
ついていわれますが、江の川水系の最上流部にある水田地帯に
移転してこようとする感覚についてはまったく理解の範疇外です。
企業としての利益の追求にしか目を向けてない姿勢がありありと
うかがえ、そういう会社に「信用してください」といわれても、
できようもありません。県側も、産業廃棄物の安全管理の面
への責任に於いても、「よりふさわしい代替地」を用意すべき
ではないでしょうか。なにはともあれ、戸島住民はわたしたち
の子孫のためにも、この地域への産業廃棄物の持ち込みを
断固として拒絶します!!

TOPにもどる

 

inserted by FC2 system